「一次遷移」とはどんな現象?生態系を理解する上で重要な遷移について現役講師がさくっとわかりやすく解説!
理科生態系生物 「一次遷移」とはどんな現象?生態系を理解する上で重要な遷移について現役講師がさくっとわかりやすく解説! 今回は「一次遷移」というキーワードについて学んでいこう。 地球上にはさまざまな生物が生息しているが、動物や微生物の分布を左右する要因の一つに”植生”がある。植生の移り変わりである”遷移”について学習することは、動物の分布や生態系を理解するうえで欠かせないことです。 大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているオノヅカユウに解説してもらおう。- この記事の目次
- 遷移とは?
- 一次遷移とは?
- 二次遷移とは?
- 一次遷移の例
- その1.裸地
- その2.草原
- その3.低木林
- その4.陽樹林
- その5.混交林
- その6.陰樹林
- あくまで”一例”であることを忘れないで!
ライター/小野塚ユウ
生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。
遷移とは?
今回のテーマである”一次遷移”について学ぶ前に、まずは遷移(せんい)とは何なのかを学んでおきましょう。
遷移とは、その土地に生息している生物群…とくに植物群落の種や数量が、時間とともに変化していくことを言います。
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ある地域に生えている植物をまとめて植生(しょくせい)といいます。どんな環境でも、時間が経過することで植生が変わっていく(=遷移していく)のは自然なことですよね。
背の低い草ばかりが生えていた空き地でも、放っておけばいずれ低木などが生えてきて、何十年も放置すれば背の高い樹が育つようになります。
この遷移は、その過程から大きく2つのタイプに分けることができます。それが、今回のテーマである一次遷移と二次遷移です。
一次遷移とは?一次遷移は土壌の形成されていない場所で、以前に生えていた植物の種や根も存在しない状態から始まる遷移のことを言います。
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