イシガキフグのキモを食べてダウンした話
東京は伊豆七島でよく釣れる外道といえば、
デカいハリセンボン。
これは三宅島で友人が釣ったイシガキフグ(もらった!)ただしくはハリセンボン科のイシガキフグという魚。
ハリセンボン!
…というと私が好きな魚のひとつ。見た目のかわいさもさることながら味も最高峰!(私調べ)
そんな魚を釣ったり貰ったりしたので二匹分の肝を食べてみました。そうしたらダウンしちゃったんですよねテヘ。
Contents- 1. 八丈島でイシガキフグをGETした、二尾も!
- 2. イシガキフグをさばいてみる
- 3. イシガキフグの肝を食べてみる
- 4. 翌日ダウンした件
- 5. イシガキフグのスープはぜっぴん!
- 6. おまけ
- 7. まとめ
八丈島でイシガキフグをGETした、二尾も!
夏のはじめのころ、
友人のお誘いを受けて八丈島にいってきました!
八丈島というと、伊豆七島でもわりと遠い方。
位置でいうとこんな感じ、
ちなみに南端は小笠原諸島という丸一日かかる島々があります私が行ったことあるのは↑の
大島、三宅島、八丈島。
ちなみに八丈島までいくのに東京から船で10時間くらいかかります。
とはいえ夜発の船に乗れば寝てる間に着くのでそれほど距離を感じないのが魅力。
“東京でとって食べる生活"の射程圏内。東京都ですしね!
んで、
これは隣の友人の釣座そんな島で堤防釣りをしてきました。
こっちが私の釣座、竿立てにされた可愛そうなカートがチャームポイントしかしこの日の私は激シブ。
島まで来ておきながら、釣れたのはマイクロウツボとかカサゴとかダツとか。
指より細いマイクロウツボ。とても愛らしい!そんな寂しい私に釣られてくれた大物が、
イシガキフグ!
ゴミがかかったかのようなただただ思い引き味と共にやってきました。
ハリセンボンの近縁種ですが、
鋭いトゲはなくて、代わりにゴツゴツと鎧のように針が体を覆っているのが特徴的。
しかも隣で釣ってたS氏が釣ったのもいただいてダブルイシガキフグ(感謝!
つまりハリ二千ボンってコト!!
やったね。
そんなわけで、
現地で血抜きをしっかりやって、
内臓も出し、
食べられそうな肝だけ選り分けてジップロックに入れて。
氷でキンキンに冷やしてお持ち帰りしてきました。
ありがとう島!
イシガキフグをさばいてみる
こちらが持ち帰ってきた島の釣果。
うん。
混沌としてますね。
存在感あるエイのようなサメのような魚はサカタザメ。これもS氏から貰いました(感謝!)でもこの魚の話はまた別の機会!
今回の主役をさっそくさばいていきますよ!
内臓は現地で出してしまったので、あとは骨と皮を外す感じ。
ナイフでショリショリ…
なんかアライグマの皮を剥くときに似てますね…
できました。
何これ!?
デカい…
オタマジャクシ??
てか、
食べるとこないじゃん!!!
ほとんど骨と皮ですよこの魚。
イシガキフグの肝を食べてみる
むしろメインの可食部はこの
肝なのでは?
二匹分の肝。一匹はすごくデカくて、一匹はすごく小さかったのですよということで、持ち帰った当日は肝だけ食べてみることにしました。
塩水でワシワシ洗ったのち茹でます。
生でもいけそうなんですがアニサキスが怖いので。
ぐつぐつ…
茹でてると延々と旨そうな油がでてきますね。
もったいない…
ほどほどで取り上げ、
ポン酢であえてみました。
イシガキフグの肝ポン。
いただきます!
ぷちっ…
おお、皮がしっかりめでソーセージみたいですね。
味は、なんというか
うまい脂。
皮を噛みちぎると濃厚な脂が口いっぱいに溢れる、新感覚。
さっぱりした脂でくどくもない、これはいいぞ!
翌日ダウンした件
…と思ったのですが、翌日。
屋内で肉体労働をやっていたのですが、
お昼ごろに突然…
寒気と、
関節の痛み。
がやってきました。
どうも体が動かない…。
休憩で仮眠をとったのですが回復せず、この日は午前で早退。
とはいえ、そのまま帰って寝てたら治ったのですが、なんだったのでしょう?
一般的にイシガキフグの肝に毒はないと聞くのですが…?
調べたところ、南方のハリセンボン系フィッシュはシガテラなどの毒素がを持つこともあるとのこと。イシガキフグにもダメな個体がいたのかも?
ま、単純に疲労だったのかもしれませんが。年かも…。
イシガキフグのスープはぜっぴん!
ちなみに翌々日、
残ったイシガキフグの頭と身を料理。
なんだか呪われそうな顔してますねこれはスープにします。
頭は肉もついてるし良い出汁がでますね!顔が怖いところだけが欠点いわゆるアバサー汁というやつで、ハリセンボンの定番料理で私の好物。
蕎麦を入れてアバサーそばにしてみましたよ。
顔面の破壊力よ…ズルズル…
美味しい、
魚っけがそれほどない丸みのある出汁。
なんとなく亀鍋の味に似てるな?
と考えた私はおかしいんでしょうが、
それでも高級な風味。スッポン鍋に近いですよホントホント。
身はタラとかに似てますね。フカフカで美味しい。
特にホホのお肉が美味!
さっくり完食。
ごちそうさまでした。
ちなみにスープのあとは体に異常ナシ。
やっぱり疲労だったのでしょうかね?
おまけ
これはイシガキフグの頭部、
カニとかを噛み砕くクチバシがカッコイイので見てください。
上あごにもついてますね~まるでプレス機みたい。
ウニとか貝とか、さぞかし美味しいものばっかり食べてるんでょう…。こいつめ。
あと皮を、
干して、
フグちょうちんにしてみました。
最初は器を作ろうとしてたんですが、思ったより固くて路線変更。
ちなみに光ります!
ぴっかー!
どっかのボスキャラっぽい。良いものができました!!
まとめ
八丈島で釣れたイシガキフグのキモは脂たっぷりのソーセージライクでとても美味かったのですが、翌日体調不良になってしまいモヤモヤした感じでした。あれは何だったのでしょう…。
スープはただただ絶品でしたので、試したい方はまずこちらからぜひ!
※イシガキフグは、東京都では「フグ調理」の対象に入ります。調理される方は十分にご注意下さい。【参考】東京福祉保健局
追記、ビタミンA中毒について複数名の方かたより「ビタミンA中毒では?」というコメントをいただきました。確かに症例(以下に引用を記載)と似た症状も出ており、これにあたった可能性大です。釣り人の皆さんはどうぞ魚の肝を食べすぎないようにご注意ください!!特に肝油いっぱいのやつ。
・ビタミンAの過剰摂取による中毒症状 急性の中毒症状は、腹痛、悪心、嘔吐、めまい、過敏症などが出現した後、全身の皮膚落屑がみられます。北極熊の肝臓や魚の肝油を大量摂取した場合などにみられることが知られています。
イシガキフグ【採取場所】伊豆諸島 【採取時期】通年 フグ目ハリセンボン科。フグとはいうがハリセンボンの仲間で一般的には無毒とされている。他のハリセンボンと同じように針を持つ。しかし針は立つことなく体にへばりついたまま鎧のように体を守る。主に岩場に生息し甲殻類なんかを主食にする。網ですくえるくらい泳ぎがヘタなところがチャームポイント。
参考にさせていただいた資料:Wikipedia、ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑
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※怪しかったので今回はレシピなし!