おもちゃ修理と電子工作
ブランド名が「AOMEVOLEO」または「EagleStone」の「電動バブルガン」である。 シャボン液をセットして、トリガーを引くと大量のシャボン玉が飛び出すおもちゃである。 中にLEDライトが入っている。
症状: シャボン玉の出が悪い シャボン玉液がボタボタ垂れてしまう。
故障診断と修理: 電池は単三4本。電圧は1.58Vから1.6Vあり、使用可とする。
おもちゃ病院で電源スイッチの不良が見つかり、スイッチは取り替えたが「シャボン玉液がボタボタ垂れてしまう」と言う方の故障が治らず、入院となったもの
まず、おもちゃの分解方法から 隠しねじが二つある。先ず、青矢印はシールの下に、赤矢印はプラスチック部品を外す必要がある。
このプラスチック部品は次の三つの爪で固定されている。部品を変形させながら下の写真左下の爪から外すと、外しやすいと思う。
ケースが開いたところ
前述したとおり、引き金のところの電源スイッチは導通不良だったので取り替えた。 上部中央にモーターとLEDが見える。モーターの左がシャボン液のポンプ機構で、白いチューブを介して右のシャボン玉を吹き出す円盤にシャボン液を送っている。 引き金のスイッチを入れると、この円盤からシャボン液がぽたぽた落ちる。シャボン玉は出ない。 この円盤が回転していない事に気が付いた
円盤を回す歯車の写真 歯車にヒビが入っている。この歯車は12歯、大きさからモジュールは0.7らしい。
手持ちに同じ大きさの歯車は無いので、修理することとする。 ヒビの両側に0.8mmΦの穴を開け、0.26mmΦのステンレス針金で縛る。針金の周りを紫外線固化の接着剤で固定した(写真が無いのはご勘弁)
修理後の写真
動作確認: 電源スイッチを入れ、シャボン玉の出るのを確認。LEDも点灯した。長時間の運転による液漏れまでは確認しないが、シャボン玉を作る円盤が回転するのでOKとする。
シャボン玉作成のしくみ スイッチを入れると、上写真の左水色矢印の小さい歯車が回り、八つの葉っぱが付いた円盤が回りだす。 同時にファンを回しているモーターの後ろ側にあるポンプにより上写真の赤色矢印の場所からシャボン液が出てくる。 葉っぱの楕円にシャボン液の膜が生じ、円盤が回る事によりシャボン液の膜が付いた葉っぱ穴にファンの風を受けてシャボンを飛ばす仕組みである。