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トラックの冷却水のエア抜きについて解説
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トラックの冷却水のエア抜きについて解説

トラックの冷却水のエア抜きについて解説 2025 3/01 トラック 2025年3月1日

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トラックの冷却水(クーラント)のエア抜きは、エンジンの冷却システム内に入り込んだ空気を取り除く作業です。

エアが混入すると冷却水の循環が妨げられ、オーバーヒートや冷却不良の原因になります。

ここでは、トラックの冷却水のエア抜きについて詳しく解説します。

目次

エア抜きが必要な状況

トラックの冷却水のエア抜きが必要になるのは、主に以下のような場合です。

  • 冷却水を交換したとき
  • ラジエーターやウォーターポンプを交換したとき
  • 冷却ホースを交換・修理したとき
  • エンジンがオーバーヒートした後
  • 冷却水漏れを修理した後

冷却水のエア抜きを適切に行わないと、エンジン内部の熱が適切に放出されず、オーバーヒートするリスクがあります。

エアが溜まるとどうなるのか?

冷却水の循環経路にエアが溜まると、以下のような問題が発生します。

  • オーバーヒート:エアが冷却ラインに詰まり、冷却水が正常に循環しなくなる
  • ウォーターポンプの空回り:ウォーターポンプが冷却水ではなく空気を回してしまう
  • 冷却効率の低下:ラジエーターやヒーターコアに冷却水が届かない
  • 異音の発生:エアが冷却経路内を移動すると「ゴボゴボ」という音がする
  • 暖房の効きが悪くなる:ヒーターコアに冷却水が届かず、車内の暖房が機能しなくなる

トラックの冷却水のエア抜き手順

準備するもの
  • 新しい冷却水(適切なクーラント)
  • ラジエーターキャップが開けやすいドライバーや工具
  • エア抜き用の漏斗(ファンネル)
  • エンジンを回したときに吹きこぼれる可能性があるため、ウエスやタオル
  • 作業用の手袋
手順 トラックを平坦な場所に停める

冷却水が正しく循環するように、できるだけ水平な場所に車両を停めます。

傾いているとエアが抜けにくくなることがあります。

ラジエーターキャップを開ける(エンジンが冷えた状態で)

エンジンが冷えていることを確認し、ラジエーターキャップを開けます。

高温の状態で開けると、冷却水が噴き出し大変危険です。

エア抜き用の漏斗をセットする

専用のエア抜き漏斗がある場合、それをラジエーター口にセットします。

漏斗を使うことで、エアが抜けやすくなります。

新しい冷却水を入れる

冷却水をラジエーター内にゆっくりと注ぎます。

リザーバータンクにも適量の冷却水を補充してください。

エンジンを始動し、アイドリング状態を維持

エンジンをかけ、アイドリングでしばらく放置します。

このとき、冷却水が少しずつ循環し、エアが抜けていきます。

ヒーターを最大にする

車内のヒーターを「HOT(最高温)」に設定し、風量を最大にします。

これは、ヒーターコア内のエアも抜けやすくするためです。

エンジン回転数を上げる(1500~2000rpm程度)

アイドリングだけではエアが抜けにくいため、アクセルを踏んでエンジン回転数を上げ、冷却水を強制的に循環させます。

回転を上げると、冷却水の流れが強まり、エアが押し出されやすくなります。

ラジエーターキャップ付近から気泡が出なくなるまで待つ

エアが抜けている間は、ラジエーターキャップ付近で「ポコポコ」と気泡が出ることがあります。

気泡が出なくなるまで待ちましょう。

冷却水の量を確認し、必要に応じて補充

エアが抜けたら、冷却水の量を再確認し、不足している場合は補充します。

エンジンを止め、冷却水が下がるか確認

エンジンを止め、しばらく放置した後に、冷却水の量が大きく減るようなら再度補充してください。

ラジエーターキャップをしっかり閉める

最後に、ラジエーターキャップを確実に閉めて作業完了です。

締めが甘いと冷却水が漏れたり、再びエアが混入する原因になります。

エア抜き後のチェック

エア抜きが終わったら、以下のポイントを確認しましょう。

  • エンジン温度が正常か(オーバーヒートしていないか)
  • ウォーターポンプやホースからの冷却水漏れがないか
  • ヒーターの効きが正常か
  • 異音(ゴボゴボ音やウォーターポンプの異常音)がないか

もし、再び冷却水が減る場合やオーバーヒートする場合は、エア抜きが不完全である可能性が高いので、もう一度作業をやり直すか、冷却系統のトラブルを疑う必要があります。

注意点とトラブルシューティング

ラジエーターキャップを開ける際は必ずエンジンを冷やす

高温の状態で開けると、熱湯が噴き出し大けがをする危険があります。

冷却水が極端に減る場合は漏れをチェック

エア抜きをしても冷却水がすぐに減る場合は、ラジエーターやホースから漏れている可能性があります。

サーモスタットの故障に注意

エア抜きをしてもオーバーヒートする場合は、サーモスタットの開閉不良が原因の可能性もあります。

まとめ

トラックの冷却水のエア抜きは、適切に行わないとオーバーヒートや冷却不良を引き起こすため、慎重に実施する必要があります。

  • エア抜きは冷却水交換や修理後に必ず実施
  • エンジンをアイドリングしながらヒーターを全開に
  • 気泡が出なくなるまでエンジンを回す
  • 冷却水の量を最終確認し、不足していれば補充
  • 作業後にオーバーヒートや異音がないかチェック

正しく作業すれば、冷却系のトラブルを未然に防ぐことができます。

以上、トラックの冷却水のエア抜きについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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