中学数学「よく出る円と相似の融合問題」
円と相似の融合問題です。中学数学で「円」と「相似」の問題は、どちらも頻出で、理解を深めておくことが重要です。しかし、これらが融合した問題となると、少し複雑に感じるかもしれません。この記事では、円と相似を組み合わせた問題を解きながら、その解き方のポイントを丁寧に解説します。出題傾向を踏まえて、効率よく理解を深め、テストで自信を持って取り組めるようにしましょう!
円周角の定理や相似の出現パターンを考慮しながら、解いていきましょう。また、直角三角形など直角する場合などは、三平方の定理を利用するときがほとんどです。今回使う公式の例
目次- 円と相似の融合問題
- 円と相似の融合問題の解説・解答
円と相似の融合問題
【問1】図のように、円Oの2つの弦AB、CDが点Pで交わっている。AB=11cm、BC=12cm、AD=8cm、DP=4cm、∠ CDB =65°のとき、次の問いに答えなさい。
(1)△CPB∽△APDであることを証明せよ。 (2)∠ADPの大きさを求めよ。 (3)線分PBの長さを求めよ。 (4)線分PCの長さを求めよ。
【問2】図のように、円Oの円周上に点A,B,C,Dがる。点Eは、線分ADと線分BDの交点であり、点Fは、線分BAの延長と線分CDの延長が交わる点である。BC=12cm、AB=AC、∠ABD=∠CBDのとき、次の問いに答えよ。
(1)△ABE≡△ACFであることを証明せよ。 (2)∠ADFの大きさを求めよ。 (3)△ACFの面積を求めよ。
円と相似の融合問題の解説・解答【問1の解説】 (1) △CPBと△APDにおいて、 弧BCの円周角より、∠PCB=∠PAD…① 弧ACの円周角より、∠CPB=∠APD…②
①②より 2組の角がそれぞれ等しいので、 △CPB∽△APD
(2)直径の円周角は90°を利用する。直径があって、90°が見当たらないときは、補助線を入れて90°を作ります。その後、共通する円周角は等しいなどから、図のように65°を記入。 あとは、三角形の内角の和は180°から、180-90-65=25°となる。
(3)相似を見つける。
△CPB∽△APDより
PD:PB=AD:CB 4:x=8:12 x=6
PB=6cm
(4)相似をさらに探し求めていく。 (3)よりPB=6cmなので、PA=AB-PB=11-6=5cm
△CPB∽△APDより
PA:PC=AD:CB 5:y=8:12 y=15/2
PA=15/2cm
【問2の解説】 (1)△ABEと△ACFにおいて
仮定より AB=AC…① 直径BCの円周角より、∠BAE=∠CAF=90°…② 弧ADの円周角より、∠ABE=∠ACF…③
①②③より 1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので △ABE≡△ACF
(2)内接する四角形の定理を利用する。 よって、45°
(3)わかっている長さを書き込んでいく。 ACの長さは、△ABCが直角二等辺三角形より、特別な直角三角形を使い、6√2 FAの長さは、BF-ABとなる。AB=ACなので、BF-AC(6√2cm)を求めることなる。BFは、BC(12cm)の長さと等しい。(※△BDF≡△BDCより)よって、FAは12-6√2
よって、求める△ACF=6√2(12-6√2)÷2=36√2-36
【解答】 問1 (1)解説参照 (2)25° (3)6cm (4)15/2cm
問2 (1)解説参照 (2)45° (3)36√2-36