「なぜここにトンネルが?」まるでゲームのような光景…北海道でポツンと佇む隧道がつくられた“意外な経緯”
- #1
- #2
- #3
- #4
- #最新
『日本の仰天道路』より #1
2025/11/20 ライフ 旅 社会 コピー異形のトンネル、信じられないほど狭い道、常軌を逸した急カーブ……。
日本各地には、思わず目を疑うような“仰天道路”が点在している。そんな中から、見た目のインパクトや走行のスリルが桁違いな「選りすぐりの道」を集めたのが、『日本の仰天道路』(実業之日本社)だ。
ここでは、その中から特にインパクトのある道を抜粋して紹介する。舞台は北海道乙部町、国道229号にひっそりと存在する「豊浜2号隧道」。実際に足を運び、現地を取材することで見えてきた、その驚くべき姿とは――。(全5回の1回目/続きを読む)
ADVERTISEMENT
◆◆◆
「なぜここにトンネルがあるのか」。そう疑問に思わざるを得ないシチュエーション。
トンネルを含む小山がポツンと佇む。ゲームの中の風景のようだ この記事の画像(4枚)【画像】 なぜここにトンネルが…? 平原にポツンと佇む“謎のトンネル”の写真をまとめて見る
前後に道路の存在感がなく、トンネルの土盛りもかなり削り取られ、トンネルの躯体だけが残されているような印象だ。
北側の坑口。振り向いた位置に3号隧道があったはずだが、4号とともに閉塞したか、視認できないここは豊浜トンネル(渡島・檜山)の旧道だ。1962年(昭和37年)に山津波事故が発生したため短絡ルートの(新)豊浜トンネルが掘られ、この2号隧道とともに四つの隧道が放棄された。
南側坑口。その横が開削され、4号隧道だったところまで道がついているこのトンネルがあるのは、国道から海側に300mほど入ったところ。周囲のなにもなさが「ポツン」感を強める。
国道のすぐ横にある1号隧道国道横に放棄されている豊浜1号隧道も、横が開削されているためにトンネルらしさが少ない。
なお、国道229号にはもう一つの「豊浜トンネル」がある。積丹半島のもので1996年(平成8年)に岩盤崩落事故が起きたことで知られている。
次の記事に続く 〈軽自動車でギリギリ〉運転している時の緊張感はハンパではない…日本一狭い隧道の“驚きの姿”日本の仰天道路
実業之日本社
2025年11月20日 発売
Amazonで購入する 文春オンラインをフォロー 関連記事 Recommended for you- 「続・新リース会計基準の衝撃」青山学院大学大学院 特任教授 鶯地 隆継氏、三井住友ファイナンス&リース 取締役常務執行役員 渡辺 敬之氏、公認会計士 井上 雅彦氏登壇PR
- 「体の不調は全て『歳のせい』でしょうか?」光浦靖子の漠然とした悩みを解決する“お守り”とは?PR(味の素株式会社)
- 没後45年の今、なぜオンワード樫山「アンクレイヴ」は作家・向田邦子をミューズに起用したのか?PR(オンワード樫山)
- 時価総額4倍、純利益1兆円のみずほFG。4年間で何が変わったのか。木原グループCEOが進めた“対話”と“成功体験”が生む好循環への変革PR(株式会社みずほフィナンシャルグループ)
おすすめのキーワードタグ一覧
おすすめ一覧