キスメット Kismet (1944)
3.73/5 (45) 4 乞食の王がカリフに娘を嫁がせようと奔走する姿を描く、監督ウィリアム・ディターレ、主演ロナルド・コールマン、マレーネ・ディートリヒ、ジェームズ・クレイグ、エドワード・アーノルド他共演のファンタジー。■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説
・ファンタジー
・マレーネ・ディートリッヒ / Marlene Dietrich / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■ 監督:ウィリアム・ディターレ 製作:エヴェレット・リスキン 原作:エドワード・ノブロック”Kismet”(戯曲) 脚本:ジョン・ミーハン 撮影:チャールズ・ロッシャー 編集:ベン・ルイス 音楽:ハーバート・ストサート
出演 ハフィス/ハッシア公:ロナルド・コールマン ジャミラ:マレーネ・ディートリヒ カリフ:ジェームズ・クレイグ 大宰相:エドワード・アーノルド ファイサル:ヒュー・ハーバート マーシーナ:ジョイ・ペイジ カーシャ:フローレンス・ベイツ アガ:ハリー・ダヴェンポート ムーラ:ホバート・キャヴァノー アルファイフ:ロバート・ワーウィック アム:バリー・マコラム(クレジットなし) ナレーター:フランク・モーガン(クレジットなし)
アメリカ 映画 配給 MGM 1944年製作 100分 公開 北米:1944年8月22日 日本:1952年9月10日 製作費 $3,000,000
■ アカデミー賞 ■ 第17回アカデミー賞 ・ノミネート 撮影(カラー)・美術(カラー)・録音・音楽賞(ドラマ・コメディ)
■ ストーリー ■ バグダッド。 乞食の王で魔術も使うハフィス(ロナルド・コールマン)は、最愛の娘マーシーナ(ジョイ・ペイジ)を高貴な者に嫁がせることを考えていた。 支配者カリフ(ジェームズ・クレイグ)は、信頼する従者アガ(ハリー・ダベンポート)の忠告も聞かずに街に向かう。 夜はハッシア公と名乗るハフィスは、襲われていた青年(カリフ)を助けて意気投合する。 ハレムの女王ジャミラ(マレーネ・ディートリヒ)に呼ばれたハフィスは、青年と別れて彼女の元に向かい愛を語り合う。 一方、庭師に扮したカリフは、一緒に過ごしたハフィスが父親と知らずに、マーシーナと出会い恋に落ちる。 宮殿に戻ったカリフは、乞食の王の娘マーシーナとの結婚を決めたことをアガに話す。 カリフに信用されていない大宰相(エドワード・アーノルド)は、彼の暗殺を企み、部下のアルファイフ(ロバート・ワーウィック)に実行を指示する。 帰宅したハフィスは、夢見心地のマーシーナの様子を見て、恋していることに気づき心配になる。 翌日、乞食として街にいたハフィスは、カリフ暗殺を命じられた男がそれを実行する事件を目撃する。 暗殺は失敗に終り、大宰相は犯人を殺してしまう。 その様子を見たカリフは、尋問する前に犯人を殺した大宰相を疑う。 その様子を見ていたハフィスは、大宰相に近づき、マーシーナをカリフに嫁がせる計画を実行しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
エドワード・ノブロックにより1911年に上演された舞台劇”Kismet”を基に製作された作品。 1914年(短編)、1920年、1930年、1953年にはミュージカル化され、その成功で1955年にそれが映画化された。
監督はウィリアム・ディターレ、人気スターのロナルド・コールマンとマレーネ・ディートリヒが共演して話題になった作品。
ウィリアム・ディターレにとっては、21年前のドイツのサイレント映画であるデビュー作”Man by the Wayside”(1923)以来のマレーネ・ディートリヒと組んだ作品。
第17回アカデミー賞では、撮影(カラー)、美術(カラー)、録音、音楽賞(ドラマ・コメディ)にノミネートされた。
主演のロナルド・コールマンは、娘を溺愛する父親である乞食の王を演じ、50代も半ばにして、スタントを使ってはいるが活劇としてのアクションもこなし、ユーモアをまじえた演技で熱演している。
テクニカラーの美しい映像に映える妖艶な魅力で迫るマレーネ・ディートリヒは、それほど出番が多くないものの、その存在感で画面を支配している。
身分を隠し主人公の娘と恋に落ちるカリフのジェームズ・クレイグ、彼を失脚させようとする大宰相のエドワード・アーノルド、主人公の乞食仲間ヒュー・ハーバート、主人公の娘ジョイ・ペイジ、彼女の世話をするフローレンス・ベイツ、カリフに信頼される従者ハリー・ダヴェンポート、大宰相の部下ロバート・ワーウィック、他ホバート・キャヴァノー、バリー・マコラム、そしてナレーターはフランク・モーガンが担当している。