単相3線式と三相3線式の違い
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Q&A 電気の基礎
単相3線式と三相3線式の違い2020年10月1日
単相3線式と三相3線式の違いです。
Contents- 単相3線式と三相3線式の違いとは
- 三相3線式は送電効率が良い
- 単相3線と三相3線の見分け方
交流には単相3線式と三相3線式があり、 一般家庭で使用するのが単相3線式で、工場や事務所ビルなどの 動力回路で使用されるのが三相3線式です。
100Vを供給するためには単相3線式単相3線式とは、単相2線式の変圧器の結線の2時側(低圧側) のコイルの中央の点を接地し、そこから中性線を出し、この中性線と外側 の2本の線と合わせて三線で供給する方式です。
よって、この中性線と外側の両線との間の電圧が100Vで、 外側の両線どうしの間の電圧が200Vとなって2種類の電圧が 出せるようになっています。
単相100Vはコンセントなど、単相200Vは照明、エアコン、IHヒーター などに使用します。一般家庭でも最近では単相200Vで供給する負荷は 増えています。
単相3線式のメリット単相3線式は、同じ電力に対して必要な電線の太さが単相2線式より 細くて済みます。また、電圧降下や電力損失も少なくなります。
単相3線式は、対地電圧が100Vなので、電気の危険性が少ないため、 安全性が単相2線式の200Vや三相3線式200Vよりも安全です。
単相3線式の注意点単相3線式では、R相側とT相側の負荷のバランスを取らないと、 どちらかの相の電流が大きくなって、分電盤内の主幹ブレーカーが トリップし使用できなくなることがあります。 分電盤図をチェックするときに負荷を均等に振り分けるように 注意しましょう。
また、中性線が断線すると異常電圧が生じ、加熱焼損の危険があります。 この対策として、中性線欠相保護付ブレーカーがありますので、 電灯分電盤の主幹ブレーカーは中性線欠相保護付にします。
三相3線式は送電効率が良い発電所が発電・送電する電気は三相3線式です。 三相3線式は、3つの交流電流を1/3Hzずつずらして 3本の電線(R-S-T相)を用いて送る方式です。
単相3線式と比べると、複数の電流を同時に送る時に 電線の数を減らすことができます。
電源から単相交流を送る場合、通常2本の電線が必要です。
3つの単相交流を送る場合は6本の電線が必要になります。
しかし、三相3線式は3つの交流電流を送る際に電流がお互いに 打ち消しあうため、同じ量の電流を3本の電線で送ることができます。
三相交流では単相交流の1.5倍の3本の電線で3倍の電流を 送ることができるため、送電効率が良くなります。
また、三相交流では3つの波形が順次流れるので、単相よりも なめらかで安定した電気が送れます。動力設備用として使われるのも そういった理由からです。
デメリットとしては、高い電圧のため、漏電した時のリスクが高いです。
単相3線と三相3線の見分け方 ケーブルの色で見分けるブレーカーに接続するケーブルの色で見分けることができます。 単相3線はR相-N相ーT相とあり、それぞれ端子の色が R相は赤色、N相は白色、T相は黒色が一般的です。(建物によっては違う場合もあります。)
三相3線はR相ーS相ーT相とあり、それぞれ端子の色が R相は赤色、S相は白色、T相は青色が一般的です。(こちらも建物によっては違う場合もあります。)
電圧で見分ける各相の電圧からも見分けることができます。 単相3線は R相ーN相間は100V N相ーT相間は100V R相ーT相間は200V です。
三相3線は R相ーS相間は200V S相ーT相間は200V R相ーT相間は200V で全ての相間で200Vになります。
テスターで測定すると分かります。
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