. Googleスプレッドシートで株価を取得して表やグラフで表示する方法
Googleスプレッドシートで株価を取得して表やグラフで表示する方法
Googleスプレッドシートで株価を取得して表やグラフで表示する方法

Googleスプレッドシートで株価を取得して表やグラフで表示する方法

Googleスプレッドシートとは、オンラインでスプレッドシートを作成、編集できるGoogleの無料サービスです。Microsoft Excelのブックファイルも編集できる便利なソフトウェアです。

Microsoft Excelに関数があるように、Googleスプレッドシートにも関数が用意されています。Googleスプレッドシートの関数の中には、Google Financeから株価や為替レートを取得する関数もあります。

目次
  1. 価格
    1. 銘柄
      1. 株価指数
      2. 外貨
      3. 仮想通貨
    2. 属性
    3. 開始日
    4. 終了日|日数
    5. 間隔
  2. ミニグラフ
    1. データ
    2. オプション
  3. サンプル
  4. 関連記事

価格

Google Financeから株価や為替レートを取得できるのはGOOGLEFINANCEという関数で、次のような構文になっています。

GOOGLEFINANCE(銘柄, [属性], [開始日], [日数|終了日], [間隔])

Googleスプレッドシートの関数は大文字と小文字を区別しないので、GoogleFinanceやgooglefinaceでも構いません。これをGoogleスプレッドシートのセルに入力すると、リアルタイムの株価を取得して、Googleスプレッドシートのセルに表示することができます。

ためしに、アップル(ティッカーコード:AAPL)のリアルタイム株価(ドル建て)を表示する例を示します。

取引所を指定することもできます。

=GOOGLEFINANCE("NASDAQ:GOOGL")

株価については始値、高値、安値および終値の4本値を取得することができます。たとえば、2016年11月20日におけるアメリカン・エキスプレスの始値を取得するには、次のように指定します。

=GOOGLEFINANCE("AXP", "open", "2016/11/20")

ただし、残念ながら日本株には対応していないようです。

銘柄

GOOGLEFINANCE関数の第1引数「銘柄」にはデータを取得したい株式のティッカーシンボルを指定します。株式だけでなく、投資信託のティッカーシンボルも指定できます。ただし、残念ながら日本株には対応していないようです。

株式及びETF シンボル 銘柄 AAPL Apple AMZN Amazon.com GOOG Alphabet Inc. Class C GOOGL Alphabet Inc. Class A IVV iShares Core S&P 500 ETF META Meta MSFT Microsoft QQQ Invesco QQQ Trust Series 1 SPXL Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares VOO Vanguard S&P 500 ETF VT Vanguard Total World Stock ETF VTI Vanguard Total Stock Market ETF VTV Vanguard Value ETF 株価指数

GoogleスプレッドシートのGoogleFinance関数は、個別銘柄だけでなく、株価指数も取得することができます。

株価指数 株価指数 シンボル TOPIX TOPIX 日経平均株価 NI225 ダウ平均株価 .DJI S&P 500 .INX ナスダック総合指数 .IXIC ナスダック100指数 NDX Nifty 50 NIFTY_50 ラッセル1000 RUI ラッセル2000 RUT ラッセル3000 RUA NYSE FANG+ 指数 NYFANG ハンセン中国企業指数 HSCEI 韓国総合株価指数 KOSPI FTSE100種総合株価指数 UKX イスタンブール100種指数 (BIST 100) XU100 S&P BSE SENSEX SENSEX ボベスパ指数 IBOV ジャカルタ総合指数 COMPOSITE CAC 40 PX1 VXN VXN Dow Jones Equity All REIT Index REI ドイツ株価指数 DAX ユーロ・ストックス50指数 SX5E FTSE100種総合株価指数 UKX 香港ハンセン株価指数 HSI JPX日経インデックス400 8507 米10年債 TNX S&P トロント総合指数 OSPTX NASDAQ-100 Pre Market Indicator QMI STX AM600 CHEM RE USD Q00U Dow Jones Equity All REIT Total Return Index REIT REIT EUROPE REITE VIX指数 VIX VVIX VVIX NIFTY Next 50 NIFTY_NEXT_50 S&P/ASX 200 XJO

下記の株価指数は現在値のみ取得できます。つまり、第2引数以降は指定できません。

株価指数 株価指数 シンボル FTSE All Cap Index GEISAC ダウ・ジョーンズ輸送株平均 DJT ダウ・ジョーンズ公共株平均 DJU FTSE NAREIT Equity REITS FNER フィラデルフィア半導体株指数 SOX S&P Kensho Genetic Engineering Index KDNAP S&P Kensho Virtual Reality Index KVRP S&P Kensho Cleantech Index KCLEANP DAX Futures Switch ER EO Q2JB Russel 2500 Index R25I S&P 500 VIX Short-Term Index MCAP SPVIXST

Googleスプレッドシートで日経225の現在値を取得するには、次に示す数式をセルに入力します。

=GoogleFinance("NI225")

Googleスプレッドシートで日経225の履歴データを取得するには、次に示す数式をセルに入力します。

=GoogleFinance("NI225", "close", "1985/1/1", "2022/3/25")

ただし、取得できる日経225は1991年1月4日以降のデータだけのようです。

外貨

株式だけでなく、為替データも取得できます。為替レートを取得するには、銘柄(第1引数)に為替ペアを指定します。属性(第2引数)以降は指定できません。

=GoogleFinance("USDJPY")

外貨のティッカーシンボル

通貨ペア 通貨ペア ティッカーシンボル 米ドル/日本円 USDJPY ユーロ/日本円 EURJPY 英ポンド/日本円 GBPJPY 豪ドル/日本円 AUDJPY カナダドル/日本円 CADJPY 香港ドル/日本円 HKDJPY スイスフラン/日本円 CHFJPY ブラジルレアル/日本円 BRLJPY 仮想通貨

ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)の価格データも取得できます。仮想通貨の価格を取得するには、銘柄(第1引数)に通貨ペアを指定します。

=GoogleFinance("BTCJPY")

以下に示す通貨ペアを銘柄(第1引数)に指定できます。

仮想通貨 仮想通貨 ティッカーシンボル ビットコイン BTCJPY BTCUSD CURRENCY:BTCJPY CURRENCY:BTCUSD イーサリアム ETHJPY ETHUSD CURRENCY:ETHCJPY CURRENCY:ETHUSD ライトコイン CURRENCY:LTCJPY CURRENCY:LTCUSD リップル CURRENCY:XRPJPY CURRENCY:XRPUSD 属性

GOOGLEFINANCE関数の第2引数「属性」には、次の値を指定することができます。

属性 説明 リアルタイム 過去 投資信託 “price” 現在の価格 ○ “priceopen” 始値 ○ “open” 始値 ○ “high” 高値 ○ ○ “low” 安値 ○ ○ “close” 終値 ○ “volume” 出来高 ○ ○ “all” 始値・高値・安値・終値・出来高 ○ “marketcap” 株式の時価総額 ○ “tradetime” 最終取引の時刻 ○ “datadelay” リアルタイムデータの遅延度 ○ “volumeavg” 1日の平均取引量 ○ “pe” 株価収益率(PER) ○ “eps” 1株あたりの収益 ○ “high52” 52週高値 ○ “low52” 52週安値 ○ “change” 前取引日からの株価の変動 ○ ○ “beta” ベータ値 ○ “changepct” 前取引日からの株価の変動率 ○ ○ “closeyest” 前日の終値 ○ ○ “shares” 発行済み株式数 ○ “currency” 証券の販売通貨 ○ “date” 純資産価値が報告された日付 ○ “returnytd” 年初からの収益 ○ “netassets” 純資産 ○ “yieldpct” 流通利回り ○ “returnday” 1 日の総収益 ○ “return1” 1週間の総収 ○ “return4” 4週間の総収益 ○ “return13” 13週間の総収益 ○ “return52” 52 週間(年間)の総収益 ○ “return156” 156 週間(3 年間)の総収 ○ “return260” 260 週間(5 年間)の総収益 ○ “incomedividend” 直近の現金分配額 ○ “incomedividenddate” 直近の現金分配の日付 ○ “capitalgain” 直近のキャピタルゲイン分配額 ○ “morningstarrating” モーニングスターの「スター」評価 ○ “expenseratio” ファンドの経費 ○ 開始日

過去のデータを取得する場合、GOOGLEFINANCE関数の第3引数「開始日」に過去のデータを取得する期間の開始日を指定します。

=GoogleFinance("AAPL", "close", "2023/12/1")

現在のリアルタイムデータを取得する場合、開始日は省略します。

=GoogleFinance("AAPL") 終了日|日数

過去のデータを取得する場合、GOOGLEFINANCE関数の第4引数「終了日|日数」に過去のデータを取得する期間の終了日、またはデータを返す期間の開始日からの日数を指定します。

間隔

GOOGLEFINANCE関数の第5引数「間隔」には次の値を指定できます。間隔は省略することもできます。

間隔 属性 説明 “DAILY” 毎日 “WEEKLY” 毎週

週次のデータを取得する例を次に示します。

=GoogleFinance("NI225", "close", "2023/1/1", "2023/12/31", "WEEKLY")

ミニグラフ

GoogleスプレッドシートのSPARKLINE関数を使って、1つのセル内にミニグラフを描くことができます。

SPARKLINE(データ)

第2引数にミニグラフのオプションを指定することができます。

SPARKLINE(データ, オプション)

Googleスプレッドシートの関数は大文字と小文字を区別しないので、SparkLineやsparklineでも構いません。

SPARKLINE関数によるミニグラフの表示例を次に示します。

データ

第1引数にはミニグラフの元データを指定します。”A1:A100″のようにセル範囲で指定するか、GOOGLEFINANCE関数を指定します。

SPARLINE("A1:A100") SPARLINE(GOOGLEFINANCE("USDJPY", "price", TODAY()-30, TODAY())) オプション

第2引数にはオプションを指定します。第2引数の指定は省略することができます。以下に示すオプションを指定できます。

SPARKLINEのオプション オプション 説明 charttype グラフの種類
  • line(折れ線グラフ)
  • bar(積み重ね棒グラフ)
  • column(縦棒グラフ)
  • winlose(勝敗グラフ)

グラフの種類が「折れ線グラフ」の場合は、以下に示すオプションも指定できます。

折れ線グラフのオプション オプション 説明 xmin 横軸の最小値 xmax 横軸の最大値 ymin 縦軸の最小値 ymax 縦軸の最大値 color 線の色 empty 空のセルの処理方法
  • zero(0とする)
  • igonore(無視)
nan 非数値データの処理方法
  • convert
  • ignore
rtl グラフを右から左に描画するかどうか
  • true
  • false
linewidth 線の太さ

グラフの種類が「縦棒グラフ」または「勝敗グラフ」の場合は、以下に示すオプションも指定できます。

縦棒グラフと勝敗グラフのオプション オプション 説明 color 縦棒の色 lowcolor 最小値の色 highcolor 最大値の色 firstcolor 最初の縦棒の色 lastcolor 最後の縦棒の色 negcolor 負の縦棒の色 empty 空のセルの処理方法
  • zero(0とする)
  • igonore(無視)
nan 非数値データの処理方法
  • convert
  • ignore
axis 軸を表示するかどうか
  • true
  • false
axiscolor 軸の色 ymin 縦棒の高さを指定するカスタムデータの最小値 ymax 縦棒の高さを指定するカスタムデータの最大値 rtl グラフを右から左に描画するかどうか
  • true
  • false

グラフの種類が「棒グラフ」の場合は、以下に示すオプションも指定できます。

棒グラフのオプション オプション 説明 max 横軸の最大値 color1 グラフ内の縦棒に使用する1つ目の色 color2 グラフ内の縦棒に使用する2つ目の色 empty 空のセルの処理方法
  • zero(0とする)
  • igonore(無視)
nan 非数値データの処理方法
  • convert
  • ignore
rtl グラフを右から左に描画するかどうか
  • true
  • false

サンプル

下記のリンクからGoogleスプレッドシートで株価を取得するサンプルをご覧になれます。

関連資料 Googleスプレッドシートで株価を取得するサンプル

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