勝手気ままに漫画を語ろう!忘れちゃってた古〜いのやら、昨日たまたま観たのやら。
先日ラジオの「アニソン・アカデミー」で「キックの鬼」のOPが流れた。
思い出した!
紅の挑戦者。
くれないのチャレンジャー と読む。 週刊少年マガジン連載のキックボクシング漫画だ。
途中から読み出して面白くなり、単行本1巻から買い始めた。 ……と、簡単に言ったけど、当時私は小学生。単行本を何冊も一気買いはできない。 ひと月に1冊…?くらいのペースで、あとは古本屋を探した。
古本屋と呼んでいたけど、単行本は貸本だ。雑誌や週刊誌の類は売っていて、1週間遅れで買うと半額程度になる。友人は少女漫画誌をそのサイクルで買っていた。続きがめちゃくちゃ気になったら普通に本屋に行けば最新刊で先が読めるしね。 が、友人は、私が知る限りではその誘惑に一度も負けなかった。 かなりのしっかり者だと思うよ。
古本屋でおばちゃんに「紅のチャレンジャー」と聞く。 まず間違いなく 「ボーリングの漫画?あれへんなあ」 と言われた。
ちゃう、おばちゃん。 それは「美しきチャレンジャー」や!
「紅の挑戦者」は古本屋にあったためしがない。 人気が無かったんだろうか。
高校サッカーのスーパースター紅闘志也(くれない としや)は、遠征先のタイで超人的なキックボクサー「ガルーダ」を見る。神とも謳われるその強さに囚われた闘志也は、ガルーダを倒したい!とキックの世界に転向。数々の強敵を倒し、やがてチャレンジャーとしてガルーダの前に立つのだ!
連載時はキックボクシングが人気の頃だった……のかな?😰 「キックの鬼」が放映され、キックボクシングの中継番組もあり、沢村忠が毎週のように登場していた頃の少し後っぽい。
本編には多分、沢村忠がモデルだろうキックボクサーが出て来る。 剣持隼人。 角刈り、口髭。日本キック界の王者。 強いのはもちろん、苦労人でかなりの人格者だ。 「空中三段蹴り」を必殺技とし、ガルーダから初のダウンを奪う。 ……が、ガルーダの「空中ギロチン」により、リング上で死亡する。
この必殺技。 記憶の中ではずっと「真空三段蹴り」だった。 沢村忠の「真空飛び膝蹴り」の影響だろう。
誰もが言う事だけど、この技の本来の意味だと「真空」ではなく「無重力」だ。 まるで重力など無いかのように飛び上がり、相手に蹴りを叩き込む!
いや、真空状態での「かまいたち」のように、切れ味鋭いキック!という意味なのか? 当時の実況、そんな雰囲気だったっけか? 剣持隼人はその名前ではちょっとおかしい…と、「空中」にしたのだろうか?
それを考えると「月面宙返り」は素晴らしいネーミングだ! 今は「ムーンサルト」が一般的だけど、あの技が世に出た時は「月面宙返り」。 私はこの呼び名の方が好き。
アポロ計画(月面着陸) キックの鬼(真空飛び膝蹴り) 月面宙返り 紅の挑戦者(空中三段蹴り)
実はここらへんは全部1970年前後の出来事なのだ。 当然互いに影響し合った…と考えていい(ホンマかっ?)。
月面飛び膝蹴り 真空宙返り
……になっていたかも知れないのだ!(ないない…)
が、 月面をふわふわ漂うように歩く様子を見る限り、 「月面飛び膝蹴り」ではどうにもスピード感に欠けるな〜。 「真空宙返り」は危ないところだったんじゃないか?きっと提案したヤツはいると思う。でも多分 「真空飛び膝蹴り」に違和感を持っていた人が猛烈に反対したのだ! 危うく後世に残る間違いを犯すところだった。(読み飛ばして下さい)
さて、 紅闘志也は劇中で「真紅に燃える闘志の男」と呼ばれる。 熱いが寡黙で根性半端なく真面目な硬派。 髪型が、ボルテスⅤの健一に似ている。前髪の流し方がちょっと違うけど。 物語スタート時で多分、両親も兄弟もいない。 高校にはサッカーの特待生で入ってるっぽく、サッカーやめたから退学したんだと思う。 父親は飲んだくれだったそうだけど、彼が産まれた頃はきっと違っていたんだと想像できる。でなけりば「闘志也」なんて思い入れバリバリの名前は付けないだろう。
闘志也は1000人にひとりの運動神経…だそうだ😰(大利根会長 曰く)。 もしかしたら父親は何かのスポーツの選手で、息子に期待するものがあったのではないか?…と、勝手に妄想している。
印象に残っているシーンがある。 闘志也は大利根ジムに入門し住み込みになるが、このジム。ゴミ捨て場の中に建つ掘っ立て小屋だ。
夕食にインスタントラーメンを作る。
やかんで…だ。
麺を引き上げ、やかんの口から丼にスープを注ぐ。
わ! 良いアイデアだ!
そのうちマネしようと本気で思っていたけど、まだやってない。
スープは注ぎやすいけど、麺が引き上げにくそうだよね。