万博全制覇を目指す旅 from Tokyo
0.概要
展示名称 オランダ館 エリア名 セービングゾーン S13 おすすめ度 ★4.0(こりゃ面白い!) 人気度・難度 【B】朝と夜以外は予約必須 訪問日時 7月6日(万博12日目) 一言感想
協力して困難を乗り越えるオランダの
精神。共にコモングラウンドへ
建物の外観 次世代の太陽を表す球体が印象的
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- 0.概要
- 1.エリア説明
- 2.パビリオンの紹介
- <国の情報>
- <オランダ館の情報>
- 3.訪問の感想レポート
- <建物の外観>
- <オールナイト万博での活躍>
- <入場まで>
- <展示・体験の感想>
- <印象に残ったシーン・動画等>
- 4.総評と編集後記
1.エリア説明
主に大屋根リング内の西側にて、海外パビリオンが集まったセービングゾーンに位置している。
ゾーン名称は、万博のサブテーマSaving Lives(いのちを救う)に由来します
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/JP_MAP_R.pdf より
その他のセービングゾーンの感想レポはこちら!
expo-keikei.hatenablog.com
かの有名な「つじさん(@t_tsuji)マップ」をお借りするとこの辺り。
万博の中でも一番南西部に位置する。
2.パビリオンの紹介 <国の情報>
現代の個人的なイメージは、サッカーとミッフィー。
言わずと知れた強国で、W杯で日本とも戦った。後者のミッフィーは今回のオランダ館のマスコットキャラにもなっている。
オランダは、沿岸に位置する海洋国家で、歴史的に日本との関係が非常に深い。
1600年にリーフデ号を漂着したことをきっかけに、江戸時代の鎖国政策においても西洋で唯一オランダだけ出島での交易が継続された。
「蘭学」と呼ばれ、当時の日本が西洋の最新学問を取り入れる唯一のルートだった。
杉田玄白が医学書のターヘルアナトミアをオランダ語から翻訳して『解体新書』を著した話はとても有名かも。
オランダ王国|外務省 より
国名 オランダ王国 国旗 人口 1776万人(2024) 地域 西ヨーロッパ 国土
<オランダ館の情報>
テーマは、「コモングラウンド‐新たな幕開け‐」。
これについては、次の項で詳しく触れたい。
共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと『コモングラウンド』を参加テーマに、オランダは人々と健全で幸せな社会構築を目指しています
www.expo2025.or.jp
今日もオランダパビリオン来てや〜! pic.twitter.com/O75TwxX9mC
— Netherlands Pavilion at Expo 2025 Osaka Kansai (@NLexpo2025) 2025年7月16日
3.訪問の感想レポート <建物の外観> <オールナイト万博での活躍>
いつもの流れとは異なり、オランダ館のオールナイト万博での活躍ぶりにまず触れたい。
8/13。お盆で過去最多級の人が万博に訪れる中、21時の終業頃に東ゲート側の大阪メトロが運転見合わせに。
東ゲート側は大混乱となり、帰宅困難者も多数発生。万博内に戻って一夜を過ごすオールナイト万博となった。
そんな中で、いち早く動いたのはオランダ館やポルトガル館。
www.iza.ne.jp
news.yahoo.co.jp
深夜にもかかわらずパビリオンを開放し迅速な対応を見せた。
ツイート転載はしないが、把握している中でも以下。
・水等の飲み物やお菓子(クッキー)を配布
・ミッフィーの耳の飾りを配り、皆がミッフィーに
・ミッフィーとの記念撮影にも応じる
・神対応を受けて、パビリオンには深夜に長蛇の列が。
スタッフもきっと一日中働いて疲労困憊だったことと思う。それでも全力で来訪者を助けてくれた。
皆様の明るさのおかげで #オールナイト万博 は素敵な思い出になりました!ありがとう〜! pic.twitter.com/Ew4itDKFmq
— Netherlands Pavilion at Expo 2025 Osaka Kansai (@NLexpo2025) 2025年8月14日
SNSでリアルタイムに状況を見ていて、深く感銘を受けると共に、これこそがオランダ館の掲げるコモングラウンドの姿だと感じた。
パビリオンテーマでもあるコモングラウンドの意味については、公式から以下のように説明されている。
オランダの歴史、文化、そして協力し合う姿勢そのものが、 “コモングラウンド”なのです。“コモングラウンド” は、共感し分かち合うこと。そして共創の礎でもあり、新しい価値を共に生み出すこと。
2025 年大阪・関西万博でお会いしましょう | NL Platform
パビリオン内でも度々「共に立ち向かう」ことを示している。
オランダは、国土の1/4が海抜0mよりも低く、常に水と戦ってきた。
記録によると、1000年間で100回以上もの水害に遭い、高潮や洪水に苦しんできたとか。
地理上の困難を長い歴史で乗り越えてきたオランダ。
だからこそ、「共感し分かち合う」「協力し合う」という姿勢が自然と生まれてきたのかもしれない。
帰宅困難は地球規模の課題ではないけれど、その姿勢にこそオランダの考えるコモングラウンドのあるべき姿を見た。
パビリオンの最後の方のこの演出。
一人では一つの色、一つの力でしかないけれど、皆で集まれば、色んな色、大きな力になるというメッセージ性が込められています。
オランダ館のコモングラウンドというテーマも、いろんな人が集まって、いろんなこと、大きいことを皆で協力して取り組もうという話
オランダの皆様、ありがとうございました。
・・・なんかもうここで終わっていい気がしてくるが、いつものようにパビリオンの説明へ。
<入場まで>
初訪問は7月頭。
オランダ館は予約制度を採用しており、朝と夜以外は全て完全予約制になっている。
しかし、予約もあるが少し待つことでも知られている。ひとりひとりにアイテムが渡される都合上、10-15分程度は大屋根リング下にいることになるかも。
パビリオンの前で「予約なんですが」と伝えて、列の最後尾を指さされるムーヴを幾度となく見てきた。
消しゴムマジックで人は消しているが、写真左の屋根の下は列で埋め尽くされており、これが大屋根リングまで続いている。
時々、通行のために通路を閉じて手を挙げて渡る。
待ち列のちょうど中間地点ぐらいには、ポケモンのドーブル。
多分、オランダはゴッホ、レンブラント、フェルメール等有名な画家が多いから設置されているのかも。
しばらく待って中へ。
<展示・体験の感想>1階には、『共鳴する一体感』という作品が置かれており、定期的に水面に波紋が浮かぶ。
かつて治水政策が行われる前は荒れ狂っていた水が、現代では無秩序から調和へ変化していく様子を示しているとか。
このパビリオンでは、そこかしこにミッフィーちゃんの絵本のような掲示がされている。
このページを開くことで、子供でも楽しく案内や解説を受けることができる。
小さい子にも優しい演出で素敵。
オーヴ(光る球)を手に取って進みましょう
ミッフィーちゃん
ミッフィーちゃんの案内通り、オーヴ(光の球)というアイテムを受け取って中へと進む。
時々故障している場合があるため、しっかり光るか確認してから貰うことを推奨します。スタッフさんも全部チェックしてくれました。
先程貰ったオーヴ。
こちらは、壁に書かれた説明部の円板にかざすことで光り輝く仕組みになっている。
マークにあてて光る様子を、記事最下部に動画で貼った。
まずは、オランダと水の関係について。
オランダの人々は、水と戦うのではなく、水と共に生きることを学びました。運河を作り、河川を広げて流れをよくすることで、オランダの人々と水の間に、良い関係が生まれました。
ミッフィーちゃん
上で説明したように、歴史的に水と戦ってきたオランダは、近年では水との共生へとシフトしてきている。
newsdig.tbs.co.jp
展示でも多くの箇所に表されており、「水とパートナーになる」ことを選んできた姿が描かれる。
地球と一体化して一つになり、大きな課題に取り組む。これこそが、オランダが選択した未来の在り方だという。
水は、とてつもなく大きなちからをもっています。その水と戦うのではなく、うまく利用できたとしたら…?そうすれば、私たちは世界を守れるかもしれません。
ミッフィーちゃん
パビリオン内でも印象的なのが、こちらの全員で上を見上げて鑑賞する映像。
恐らく、パビリオンを外から見て球体になっている部分だと思う。オランダの水との関係や将来像、そしてコモングラウンドが語られる。
映像に合わせてオーヴの光の色も変わっていくのも非常に綺麗。
記事の最下部に動画を貼った。
館内では、水を使った新エネルギー技術や、地球に優しい素材を使った製品の開発等、今回のテーマにふさわしい展示がそこかしこにある。
種類が豊富で興味がつきない。
例えば、「波力エネルギー変換」「浮体式ソーラーパネル(※水に浮かべる)」は、まさに水とともに生きる科学技術としてピッタリ。
オランダの人々は、水上を移動する方法だけでなく、水を燃料として使う方法を生み出しています。そうすれば、なるべく地球を汚さずに人やものを運ぶことができるからです。
ミッフィーちゃん
最後に現れたのは、タイムスリップ or 異世界に転生しそうなゲート。
少人数が目の前に立つと穏やかだが、大勢の人が立つと反応して色が変わっていく。
さあ、みんなで一緒にチャレンジしてみませんか?
ミッフィーちゃん
オールナイト万博の項でも紹介したように、段々とオーヴの光り方も変化していった。
皆で集まりスタッフさんの指示に従ってオーヴを掲げると、最初はバラバラだった光が統一されていく。
ひとつひとつは小さくても、連帯すれば大きな力に。
これこそが「コモングラウンド」なんだと視覚的にも分かりやすく体験し、パビリオンは終了する。
お土産コーナーには、ミッフィーちゃんとの撮影スポットやグッズ等が所狭しと置かれている。
ハウステンボスの記念イベントもあるんだとか。
自分は、おしゃれな記念ユーロ紙幣(レプリカ)を買った。
実際に札を印刷しているオランダの会社で刷られているとか。
こちらは、日蘭交流425周年を記念しており、一生の宝物だと思う。
<印象に残ったシーン・動画等>
万博『オランダ館』② 動画1球状のシアターを仰ぎ見る。国土の1/4が海抜0m以下で、水と戦ってきた🇳🇱。実に1000年間で100回超の水害に苦しんだとか。現在は水との共生に取り組んでいる🫧▼▼▼🇳🇱館感想レポは以下▼▼▼https://t.co/VO06P4m7ua#大阪・関西万博#万博全制覇を目指す旅fromTokyo pic.twitter.com/GMmDbcyysq
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年8月14日
万博『オランダ館』③ 動画2館内では、オーブ(光る球)を一人ずつ渡される。展示物や映像演出と連動しながら様々な色やパターンで光を発し、興味を持たせる仕掛けが盛り沢山🟡✨▼▼▼🇳🇱館感想レポは以下▼▼▼https://t.co/VO06P4m7ua#大阪・関西万博#万博全制覇を目指す旅fromTokyo pic.twitter.com/UfvoZaXYcQ
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年8月14日
4.総評と編集後記
オールナイト万博での対応に感銘を受けて書き始めたが、そもそもオランダ館自体も面白い。
子供にも分かりやすいようミッフィーちゃんを取り入れ、視覚的に協働を分かりすくする仕掛けも沢山。
個人評価は★4.0!
その他の★4.0の感想レポはこちら!
expo-keikei.hatenablog.com
その他のセービングゾーンの感想レポはこちら!
expo-keikei.hatenablog.com