中国を睨んで「これこそがホンマの空母打撃群や」と言わんばかりに…英国プリンス・オブ・ウェールズが東京湾に堂々入港! 不肖・宮嶋が激写した“最新鋭空母”の雄姿
中国を睨んで「これこそがホンマの空母打撃群や」と言わんばかりに…英国プリンス・オブ・ウェールズが東京湾に堂々入港! 不肖・宮嶋が激写した“最新鋭空母”の雄姿 2025/09/22 ニュース 社会 国際 #不肖・宮嶋 コピー見よ! この艦橋が2つも聳えるシルエット。これこそが大英帝国が誇る最新鋭空母である。
その名も「プリンス・オブ・ウェールズ」。英皇太子の名を冠するロイヤル・ネイビー、つまり英国王室の船である。
【写真多数】 英国空母“プリンス・オブ・ウェールズ” 東京湾での雄姿を写真で一気に見る前方の艦橋は航海用・作戦用で操舵室があるのに対して、後方の艦橋は航空機管制用で飛行甲板にせり出した管制室がある。だが、艦橋が2つあるのはそれだけではない。
ADVERTISEMENT
敵の攻撃を受け艦橋のどちらか一方が破壊されても、もう一方で指揮をとれるようにと、実戦的な理由もあるようである。さすが16世紀にはスペイン無敵艦隊を壊滅させ、トラファルガー海戦でナポレオンを退けたロイヤル・ネイビーである。薩摩や長州藩が束になっても敵わなかったはずである。
撮影=宮嶋茂樹 この記事の画像(65枚)他国の空母のように、もう少し大きな艦橋ひとつにしたほうがクルーや情報の共有もスムーズにできるのではと、素人的には安易に考えてしまうが、これが、5世紀にもわたって海戦に勝利し続けてきた伝統を維持しながら、近代海軍へと変貌を遂げた海洋国家英国の合理主義というものなのだろう。
艦体サイズも米海軍の原子力空母には若干及ばぬものの、満載排水量6万5000トンは実質空母化された護衛艦「いずも」「かが」の約3倍である。
飛行甲板に並ぶ黒光りの翼
その飛行甲板に立錐の余地もないほど並ぶ黒光りの翼こそF-35のB型、通称「ライトニングⅡ」である。目を凝らせば、ステルス性を帯び斜めに傾いた尾翼に愛称通りライトニング(稲光)がロービジブル(識別しにくい)で描かれているのが見える。
今年8月に航空自衛隊に3機配備されたばかりの世界唯一のステルスSTOVL(短距離発艦、垂直着艦)戦闘機であるF-35Bの24機を含め、ヘリなど40機以上が搭載・運用されているが、今回の日本寄港時は18機のF-35Bが搭載されていた。
この英皇太子の名を冠する空母は2017年、当時のチャールズ皇太子のカミラ夫人が見守る中進水。その2年後には母港をポーツマスとし、HMS(Her Majesty Ship)R09、つまり当時の女王陛下の船として正式に就役、現在はCSG(Carrier Strike Group)25つまり英国空母打撃群の旗艦である。
日本へは4年前の同型艦「クイーン・エリザベス」に続いての初の寄港となった。4月に母港を出航、「ハイマスト作戦」と銘打たれた8カ月にも渡る長期航海となる予定で、日本寄港はちょうど折り返し地点となる。
次のページ 長期航海は中国へのメッセージ? 1 2 3 4 5 6 次へ 関連記事 Recommended for you- <サイバーセキュリティの大転換点>サイバーセキュリティアドバイザー名和 利男氏、日本電気 CISO 淵上 真一氏、株式会社サイバーエージェント 主席エンジニア 野渡 志浩氏 ~ AI時代の脅威構造と対策の最適解 ~PR
- 《東日本大震災から15年》福島県の“浜通り”を訪れたら…おしゃれなカフェや雑貨屋が軒を連ね賑わいをとりもどしつつあった!《現地徹底取材》PR(JR東日本)
- 年齢のせいにしない毎日へ ファンケルの「老化細胞研究」はここまで来た!PR((株)ファンケル)
- 時価総額4倍、純利益1兆円のみずほFG。4年間で何が変わったのか。木原グループCEOが進めた“対話”と“成功体験”が生む好循環への変革PR(株式会社みずほフィナンシャルグループ)
その他のキーワードタグ一覧
おすすめ一覧